少し前の話ですが、桜のころに世田谷線を攻めて来ました。
以前、世田谷線の世田谷駅近辺に住んでいたのでなじみがあるのですが、改めてゆっくり見たいのと、桜を見るために、一日のんびりと回ってきました。
はじめに乗り降り自由な世田谷線散策きっぷ320円を購入。世田谷線は一回140円なので、3回以上乗り降りする場合は、散策きっぷのほうがお得。
裏面には、駅名と路線沿線の主な観光地の記載があります。観光の参考になりますね。
まずは三軒茶屋から。
ベーカーバウンズにてハンバーガーを食べました。三軒茶屋から結構離れた位置（500m程度）にもかかわらず、店の外に5人程度行列が出来ていました。
店内は、アメリカの西海岸の雰囲気。店員さんも少し太り気味の体型で、アメリカっぽかったｗ
ハンバーガーを注文。一個足りるかなと思っていたけど、かなり大きいので、一個で十分でした。１枚目の写真のように、ハンバーガーがぱかっと開けた状態で来るので、おこのみで、マスタードとケチャップをかけて組み立てます。自家製のケチャップが甘みがあって美味しいので、たくさん入れるとGOOD
世田谷線に乗って移動します。世田谷線は２両編成。環七の信号でも止まってしまうかわいいやつです。松陰神社前駅で下車し、商店街を抜け、松蔭神社へ向かいます。
吉田松陰は、松下村塾で、山県有朋、伊藤博文、高杉晋作らを育てた、明治維新の精神的指導者です。最後は、安政の大獄で投獄され、斬首刑となるのですが、その歳なんと29歳。自分とタメというからびっくり。吉田松陰が世の中を動かすようなことをやって人生を終えたのに対し、自分は・・・と比べても仕方ないか。
桜は満開でしたが、人が少なくて、のんびり桜を見物できました。
再度、世田谷線に乗って、豪徳寺駅まで行き、豪徳寺を目指します。豪徳寺の最寄り駅は、豪徳寺駅ではなくて、宮の坂駅なので要注意。おかげで、結構歩きました・・・豪徳寺では、井伊直弼の一族の墓があります。井伊直弼は、強権をもって吉田松陰をはじめ国内の反対勢力を粛清した安政の大獄の張本人。そんな二人の墓が、近所にあるのは不思議な因縁ですね。
ちなみに、豪徳寺は、招き猫の発祥の地らしいです。（彦根藩出身の井伊直孝のエピソードが由来。ひこにゃんのモデルも同様）
世田谷線は静かでのんびり観光できます。また今度、歩きたいとおもいます。
